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オルタ提言の会の討論の進め方 2009年8月30日
白川真澄

 オルタ提言の会を6月6日に立ち上げて討論をスタートさせましたが、まだ手探り状態のところがあります。これからの作業の大まかな進め方について私の提案を行いますので、ご意見をお寄せください。また、6月6日にレジュメ「オルタナティブの討論を進めるために」で、オルタナティブの提言の性格や項目について提案いたしましたが、このことについても問題関心や意見を擦り合わせる必要があると思われます。その方法についても提案させていただきます。

A 作業の進め方

? 総括的な議論(2009年7月?2010年1月)


  オルタナティブについてのメンバーの問題意識やイメージを付き合わせて、提言するべきオルタナティブの性格・内容についての考え方を共有するために、大きなテーマごとの総括的な議論を積み上げる。

 1 労働と雇用
 2 生存権の保障(生存権、平和的生存権、ベーシック・インカム、社会保障制度と税制、公と共、生存権保障の国際的な仕組みなど)
 3 脱成長の経済(脱成長と経済の縮小、環境と経済、農業の再生、金融のあり方、脱グローバリゼーションのシステムなど)
 4 日米関係の転換と対アジア関係(日米安保の解消、東北アジアの非軍事化、戦争責任、東アジア共同体構想への対案など)
 5 国家の越え方――世界と日本の結び目(在日外国人、先住民、憲法の評価、天皇制、人権の国際的なスキームなど)
 ※討論テーマの順番は入れ替えてもよい。1回だけの討論にせざるをえないものもある。
 ※提言の項目に入れるが、たとえば民主主義と自治といったテーマは積み残さざるをえないので、そのテーマは提言の集中的討論の際に議論してはどうか。
  
? 提言の原案作成の作業 (2010年2月?3月)
 1 提言としてまとめる項目を確定する。
 2 大項目ごとのワーキンググループを作って起案する作業を行なう。
 3 ワーキンググループの文書を擦り合わせて原案を作成する

? 提言の原案についての集中的討論(2010年4月?6月)
 1 提言の会としての集中的討論
 2 提言の発表と公開討論

B オルタナティブ提言の性格・内容(テーマ・項目)についての討論

 1 オルタナティブ提言の性格や内容については、とりあえず6月6日に提案しましたが、その提案についての意見・批判・コメントを出しあう。具体的には、オルタナティブ提言にどのような内容(テーマ・項目)を盛り込むのか、それによって提言の性格やレベルをどのようなものにするべきか、ということについて、参加者が意見を出す。

 2 提言の会のメーリングリストに意見やコメント(長短を問わず)を投稿する。

 3 参加者の意見が一定程度出された時点で、オルタナティブ提言の性格や内容について集中的に討論する。

 4 この討論にもとづいて提言としてまとめる項目を確定する。
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