PP研も賛同しています。
賛同締め切り: 2008年3月末
賛同送付左記: id6y-sbr@asahi-net.or.jp(佐分利)
賛同人,団体のお名前は、本キャンペーンのホームページ上に掲載されます。
http://www.ne.jp/asahi/communication-toward/peaceful-and-democratic-world/
======================
 緊急声明 日比経済連携協定に反対するアピール
======================
2008年3月
私たちは、現在、フィリピンの上院で批准審議がなされている日比経済連携協定(JPEPA)が、不平等でフィリピンの民衆を更なる貧困に追いやるものであると考えます。また、日本の汚染物質がフィリピンに持込まれることによる環境破壊も恐れます。私たちは、日比両国政府にその撤回の手続きを取ることを求めるとともに、フィリピン上院議員の皆さんには、十分慎重に審議の上、批准されないことを心から願うものです。
以下、JPEPA に対する私たちの考えを述べます。
JPEPA は、日本の実業界には多くの利益を与え、フィリピンの企業には不利益をもたらすものです。この協定では、日本からのほとんどすべての対フィリピン輸出品に対する関税を撤廃しながら、フィリピンからの対日輸出品に対しては高率関税と厳しい衛生基準による制限が課せられることになります。また、日本の汚染廃棄物がフィリピンに輸出される恐れもあります。JPEPA よる日比両国におけるフィリピン人雇用の創出も、フィリピン産業と農業の破壊の結果として生じる雇用喪失と較べれば、極めて微々たるものに過ぎないでしょう。
さらに、JPEPA はフィリピンの主権を侵すことになります。この協定では、フィリピンにおける産業規制やあらたな立法が JPEPA に抵触するとなれば、日本の了承を必要とされているからなのです。
私たちは、日本とフィリピンの人々の間の平等で真に友好的な関係の樹立を望んでいます。私たちは、フィリピンの民衆の犠牲の上に成立つ両国関係を望みません。両国の関係が互いの尊敬に基づく協力によって築かれることを望みます。私たちは、JPEPA が私たちのこうした望みとはまったく正反対の関係をもたらすものであると確信しています。
「日比経済連携協定に反対するアピール」への賛同呼びかけ人・団体(50音順)
里見 実(元国学院大学教員),佐分利 豊(福井大学教員),福富節男,安間 武(化学物質問題市民研究会),フィリピンピースサイクル
==============
    2008/3/24 15:03:46 
  
 
投稿者:事務局 
   
   
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
活動に参加しませんか
			
		カテゴリー検索
		新着ニュース
		- サーバーメンテナンスのお知らせ
2022-9-21New!
 
- 第11回経済・財政・金融を読む会報告
2022-9-18New
 
- ■次回戦後研の案内
2022-9-16New
 
-   安倍元首相の「国葬」中止を求める署名
2022-8-24
 
- ■次回戦後研の案内
2022-8-20
 
- グローバル大学 第9回「南南フォーラム」報告
2022-8-18
 
- ■次回戦後研の案内
2022-7-19
 
- 次回PM研のお知らせ
2022-6-9
 
-  第11回経済・財政・金融を読む会
2022-6-9
 
- ■次回戦後研の案内
2022-5-29
 
- ■次回戦後研の案内
2022-5-4
 
- PARC自由学校2022 問い続ける者たち―アジアと日本の歴史から描く未来
2022-4-7
 
- ■次回戦後研の案内
2022-3-26
 
- 脱成長ミーティング
2022-3-19
 
- 次回戦後研のご案内
2022-3-16
 
- 第5回 ピープルズ・ムーブメント研究会(4月18日(月)19:00〜21:00)
2022-3-16
 
- 第10回経済・財政・金融を読む会
2022-3-10
 
- 事務所移転のお知らせ
2022-1-17
 
- 第9回経済・財政・金融を読む会
2022-1-10
 
- お詫びと訂正
2021-12-23
 

